1. 三つのルール 2. 野外彫刻、三つの活用法 3. 三つの「ウェア」 4. 文化を育む三つの「C」 5. 三つの期待 6. 三つの懸念 7. 三人の地域リーダー 8. 優れた企業、三つの条件 10. 三種の神器と三上の訓 11. 三人のトラバーユ 12. 深夜の国際電話 13. 選択的市民のすすめ 14. 明快少年出現! 15. ふるさと人材育成事業報告 16. 魅力あるまちづくりとは? 17. アメリカの常識、日本の非常識 18. 女性のバス運転手 19. たかがチップ されどチップ 20. ボーダレス時代の新市長に望むこと |
天性のセンス「アンタ、光りもの付け過ぎやで」に「あんたら性格が暗いから、明るうしたろ思うて付けてきてんやんか」と応える大阪の女性。学生時代の東京以外には県外、それも単身生活の無かった私が、約二年前、人情、慣習、風土など異なる大阪に単身赴任し生活する中で、最も印象的だったのがこのシーンです。 テンポの良さとユーモア溢れる絶妙な返し。二人集まれば“ボケとツッコミ”が始まる大阪。この会話を聞いて「これが大阪人のセンスかぁ」と感心する間も無く「家出てくる時、お母ちゃんに『アンタは香港の夜景か ! 』言われたわ」と、件の女性が言い放ったのにはプッと吹き出してしまいました。突っ込まれたことをぼけてどう返すのか、天性の対人センス、ユーモア、優しさを持ってますね、大阪の人は。 「転勤族は“馴染む”“慣れる”“習う”ことが大切」との先輩の言葉を思い出し、三つの勉強会に参加させて貰いながら過ごした異文化大阪人との楽しいお付き合いは、目のウロコがとれる日々の連続でしたが、果たして私は“習え”たのでしょうか。 今は、蒼い海、緑の木々や森、そして大切な人に恵まれたフルサト宇部を選択した素晴らしさを感じ、山口県の宝を大切にする気持ちを再確認しながらも、時々、この“肩の力の抜ける”シーンを想い出しています。 2007/08/24 写真はクリックで拡大します。 |
|