1. 三つのルール 2. 野外彫刻、三つの活用法 3. 三つの「ウェア」 4. 文化を育む三つの「C」 5. 三つの期待 6. 三つの懸念 7. 三人の地域リーダー 8. 優れた企業、三つの条件 10. 三種の神器と三上の訓 11. 三人のトラバーユ 12. 深夜の国際電話 13. 選択的市民のすすめ 14. 明快少年出現! 15. ふるさと人材育成事業報告 16. 魅力あるまちづくりとは? 17. アメリカの常識、日本の非常識 18. 女性のバス運転手 19. たかがチップ されどチップ 20. ボーダレス時代の新市長に望むこと |
インターネットの活用①阿知須町では、地元に散在する地蔵の立地場所やそのいわれ等を写真付きで紹介する「地蔵マップ」を作成して、商店街起しを図ろうとしている。②宇部市は、野鳥の宝庫である常盤公園を広く市外のバードウォッチゃーに知らせようと、これまで園内で確認された鳥の名前・写真等とマップをリンクさせたパンフレットを作成する。 ③市民フェスティバル宇部推進協議会では、今夏実施した市民フェスティバルに関するアンケート調査をまとめて発表した。 以上は最近の新聞記事であるが、これらのカタログ形式の情報、一覧性のある情報、ビジュアルな情報、分析結果がグラフ化、数値化されている情報などは、もっと他にも活用方法がありはしないだろうか、例えば、これをインターネットのホームページに乗せることはできないだろうか。そうすれば、より多くの市民がその情報にアクセスできるのではないか、と思う。 インターネットには様々なメリットがあるが、大胆に整理すれば、以下の特長がある。 ①即時性(通常の郵便手段ならば応答に2泊3日必要とするが、こちらからの長い文章照会でも、ものの10分で回答が得られる。仮に相手が不在の場合でも、翌朝には相手からの回答が届いている。結論に達する時間が大変に短縮できる) ②随意性(携帯式のパソコンにモデムを組み込んでおけば、自宅、職場、出張先のホテル等、何時でも何処でも“開封”できるので、フレックス性に富む) ③非公開性(パスワード無しにはE-mailは“開封”できないので、ファックスのように不特定多数の人の目に触れることが無い) このようなメリットに対して、「まだまだ遅いし内容が稚拙だ。それに通信料金が嵩んで仕方が無い」という批評もあるが、それは使い方次第だろうと私は思う。 昨秋、インターネットを導入したばかりの初心者の私は、毎日の新聞記事中、自分に興味のある情報の中でインターネットのアドレスが掲載されているものを手帳にメモしておき、後日アクセスして見る。 また、開いたまま読んでいると通話時間が長くなる記事はその場でプリントして、なるべく通信料金(電話代)がかからないように工夫している。 アメリカから帰国中の長女もE-mailを駆使して、海の向こう側にいる友人と連日の様に交信している。 まさに“インターネットは時空を越える”という実感がする。 “日進月歩”、いや“秒進分歩”とも言える情報化の時代である、欠点ばかりをあげつらうのではなく、その良い点を活用してみてはどうだろうか。 1996/01/06 |
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