1. 三つのルール 2. 野外彫刻、三つの活用法 3. 三つの「ウェア」 4. 文化を育む三つの「C」 5. 三つの期待 6. 三つの懸念 7. 三人の地域リーダー 8. 優れた企業、三つの条件 10. 三種の神器と三上の訓 11. 三人のトラバーユ 12. 深夜の国際電話 13. 選択的市民のすすめ 14. 明快少年出現! 15. ふるさと人材育成事業報告 16. 魅力あるまちづくりとは? 17. アメリカの常識、日本の非常識 18. 女性のバス運転手 19. たかがチップ されどチップ 20. ボーダレス時代の新市長に望むこと |
祝インターネット開通Sさんへ。昨晩、インターネット開通しました。お祝いの連絡有難うございました。インターネットの大先輩としては、私のダッチロール振りにヤキモキされていたのでしょうね。これまで何度も挑戦していたのですが、私の無精でここまで遅れてしまいました。ご心配をおかけしました。 原因は、基本的な条件設定がうまくいかなかったことです。その要因は、現在の国内の電話回線、通話方式の違いと外見上の判りにくさ、です。(理論的には実に簡単なことに気が付かずに、右往左往していただけのことなのですが)まず、大きく分けて、現在の“デジタル方式とアナログ方式の違い”があります。加えて、アナログの中に“プッシュホンとダイヤルの違い”があります。特に、後者は色別が面倒で、外見だけでは判らないという煩わしさがあります。つまり、(機械から見た)外観はプッシュホンであっても、実際には「ダイヤル回線式」だというものが多いということです。郊外では多分そうでしょう。 ちなみに、これは、ファックスを使う場合にも苦労する問題です。私は、パソコン(Macintosh)のノートブック・タイプを持ち歩いており、出張先のホテルなどで部屋の電話のモデュラー・ジャックを活用して、出来たばかりの原稿などを直接ファクスを使って相手先に送ることが多いのです。プリンター不要の便利な方法ですが。 その時困るのは、まず、ホテルの部屋に直接電話回線が繋がっていない場合があることです。その時には、フロントまで行ってそこの電話を借りてファックスをすることしか方法はありません。仮に繋がっている場合でも、0発信の必要な施設もあります。 では、直接回線があればそこでファックス送信が即可能かといえば、まだ課題があります。それは相手先の電話方式が“プッシュホンかダイヤル”かによって、設定を変えなければならない、という点です。 このような繁雑さは、何度も辛酸をなめた経験から培われるもので、先端機器使用の先輩から一般的な指導を何度いただいても、なかなか簡単にはスタートできない大きな理由の一つでしょう。実際に体験するとこの苦労が判ります。しかし、このような経過を辿りながら、何とかインターネットの開通までこぎ着けました。 この欄に「インターネット事始め」を書いて、大見栄を切ったのが昨年の12月。大変ながい時間がかかりましたが、今後は、わが家の大蔵大臣から「電話経費節減」の指導が出ないように注意しながら、実用的なインターネットの使い方を研究してみたいと思っています。 1996/10/28 |
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