1. 三つのルール 2. 野外彫刻、三つの活用法 3. 三つの「ウェア」 4. 文化を育む三つの「C」 5. 三つの期待 6. 三つの懸念 7. 三人の地域リーダー 8. 優れた企業、三つの条件 10. 三種の神器と三上の訓 11. 三人のトラバーユ 12. 深夜の国際電話 13. 選択的市民のすすめ 14. 明快少年出現! 15. ふるさと人材育成事業報告 16. 魅力あるまちづくりとは? 17. アメリカの常識、日本の非常識 18. 女性のバス運転手 19. たかがチップ されどチップ 20. ボーダレス時代の新市長に望むこと |
運転免許証の更新三年に一度の運転免許の更新時期が来るといつも想い出すことがある。15年も前のことになる。それまで三年に一度の免許証を更新する度に「交通安全協会に加入していただけますか?」と言われて、何も考えずに加入手続きをしていた。が、その時はフッと「別に加入しなくてもいいじゃないか。三年に一度更新手続きの通知葉書が来るだけなんだから。」と思って加入手続きをしなかったことがあった。 当時も千円程度の会費だったと記憶しているが、その会費を支払うメリットが自分には感じられない。確かに「交通の教則」や「安全運転読本」などが配布されるが、これとてもさほど有難くは思えない。 そんな訳でその時は協会員にはならなかったが、特に支障は出なかった。しかし、結果は3年後に大きなツケ(?)となって出て、大変な痛い目にあったのである。 ナント、次回の「運転免許証の更新手続き」を忘れてしまったのである。(後で人に聞いてみると、案外同じ様な失敗をしている人が多いらしいのだが。)免許証の更新が毎年の行事であれば、自分の誕生日と免許証の更新をバースデイケーキと同じ程度には関連づける習慣が出来上がるだろうが、三年に一度ではこれは難しい、などと悔やみごとを言っても始まらない。アノ「通知葉書」が来なかったのである。 幸い私は、誕生日が過ぎて1ヵ月以内に気付いたので、まる1日程度の講習を受講することで再交付をして貰えた。この間約1ヵ月は久し振りの電車通勤や運転免許試験場通い、そして時々乗せて貰った友人へのお礼などと、余分な時間と金を使ってしまった。 考えてみれば、その3年前、「何で、半ば強制的に協会に加入させられるんだ?」などとこだわって千円を出し惜しんだばかりに、こんな災難に遭った訳だ。実に馬鹿らしいことである。 以来、三年に一度の更新時期が到来して、いつものように「交通安全協会に加入していただけますか?」と言われても、素直に同意することにしている。 今年も三年に一度の誕生日が到来した。そして素直に会費を支払って交通安全協会に加入した。今回からは5年間の長期にわたる会員である。 でもこの度は「交通安全協会に加入していただけますか?」と言われながらも、「協会の活動状況程度の報告はないのだろうか。どんな活動をしているのか、その概要ぐらいは知りたいな」などとまたもや余計なことを思ってしまった。 1996/04/07 |
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