1. 三つのルール 2. 野外彫刻、三つの活用法 3. 三つの「ウェア」 4. 文化を育む三つの「C」 5. 三つの期待 6. 三つの懸念 7. 三人の地域リーダー 8. 優れた企業、三つの条件 10. 三種の神器と三上の訓 11. 三人のトラバーユ 12. 深夜の国際電話 13. 選択的市民のすすめ 14. 明快少年出現! 15. ふるさと人材育成事業報告 16. 魅力あるまちづくりとは? 17. アメリカの常識、日本の非常識 18. 女性のバス運転手 19. たかがチップ されどチップ 20. ボーダレス時代の新市長に望むこと |
OB半減のマニュアル私がいつも簡単にOBを出しているケースは、以下のように列挙できる。まず、身体が暖まっていない時、または冷えてしまった時に①アウト、インの最初のホールで出す場合と②冬の寒い時に、ティー・グランドの上で長い間待たされた場合。③方向のセットが間違っている場合。④一緒にラウンドしているメンバーの雑談や後ろから追い付いて来た組の話し声が耳に入ってしまった場合やスィングに入ってから迷いが生じたりする場合。⑤いつもティーショットがフェイド気味なので、ホールの左側に方向をセットして打ったら、曲がらずにそのまま真直ぐに飛んで行く場合。⑥昼食時のアルコールの取り過ぎで思考能力が低下している場合、などがある。この中で自分の努力や注意でも避けがたいのは④の場合だけで、その他の私の対策としては、①のケースは、スタート前にパッティングの練習ばかりしすぎて、身体全体、特に下半身が良く暖まっていないのが原因であるから、スタート前にストレッチ(屈伸運動?)を十分に実行することにしている。特に、膝と足首は重要と思っている。 ②のケースは、アスレチック用のアンダーア・ウェアを着込んで、汗をかくくらい暖かにして行くことである。厚手の下着は身体の動きをぎこちなくするので、薄手のウェアが適当と思う。こうしておけば、少しぐらいは寒い風に吹きさらされても下半身が冷え込むことはない。熱くなればいつでも脱げるのだから。 ③のケースは、初めてや慣れていないコースではティー・グランドの設計に惑わされて、方向を錯覚している場合が割と多いのが原因であろう。これを避けるために私は、ボールの文字またはマークが直線的で矢印の代わりとして使えるボールを愛用している。ティー・グランド上とグリーン上(そしてプレーイング4)では、自分の確認した方向に自由にボールをセットできるので、ミスが防げるのではないか。 ④のケースは、要するにスィング途中でも止めることである。自分の知人であれば、(グッと怒りを抑えて)「雑音を入れてもショットは狂わないよ」とでも笑って言えば気分転換もできる。それでも尚、改めないメンバーとは以後一緒にラウンドしない。 ⑤のケースは、「今度は、こっちに向いているので大丈夫だぞ」と安心してリラックスせずに、いつも通りにスウェイしてハードヒットする。安心すると綺麗なスィングになってしまい、思わず真直ぐ飛んでしまうからである。 ⑥のケースは、(できれば)酔うほどまで大量のビールなどを飲まない。 以上、この程度に私なりのOB対策マニュアルを準備しているが、お陰でOBの数は半減することもある。 しかし、このマニュアルを適用する精神的な余裕が無い時は、無くなっても気にならないボールをうしろポケットに沢山しまい込んで、心行くまで自分のショットを続ける。(いくら先輩や上司が注意しても)ラウンド中は変にスィングを修正しないこととしている。 1995/05/28 |
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