1. 三つのルール 2. 野外彫刻、三つの活用法 3. 三つの「ウェア」 4. 文化を育む三つの「C」 5. 三つの期待 6. 三つの懸念 7. 三人の地域リーダー 8. 優れた企業、三つの条件 10. 三種の神器と三上の訓 11. 三人のトラバーユ 12. 深夜の国際電話 13. 選択的市民のすすめ 14. 明快少年出現! 15. ふるさと人材育成事業報告 16. 魅力あるまちづくりとは? 17. アメリカの常識、日本の非常識 18. 女性のバス運転手 19. たかがチップ されどチップ 20. ボーダレス時代の新市長に望むこと |
「とこなみ朝市」私、とうとう「濡れ落葉族」になりましたよ。「濡れ落葉族」とは、雨上がりの路面にベッタリとくっついて離れない落ち葉のような、我ら亭主族を皮肉っぽく表現した言葉です。「何にベッタリなのか」ですって?当然、女房ですよ、女房! かく言う私、実は我が女房の突然の提案で、先週の土曜、日曜日と二日続けて我家の自転車に乗って朝早くから出掛け、「濡れ落葉族」をしたのです。普段の休日は不足がち(?)の睡眠を取り戻すためにユックリと寝ています。でも、この土曜日は床波漁港で始まった「とこなみ朝市」に、日曜日は常盤の海岸で行なわれた「日本全国クリーン大作戦」に出掛けたのです。ネムカッタ! 今回、触れる「とこなみ朝市」は、西岐波商興会や農協の婦人部が中心となって設立した「とこなみ朝市推進協議会」というグループが主催しています。このグループの活動の狙いは、単なる商業振興ではなく、地元床波の「地域おこし」なのです。このグループの最も素晴らしい点の一つは、老若男女、特に農協の若手婦人部が一緒にやっていることでしょう。 お店では、新鮮な野菜や園芸品、陶器、お菓子やお餅、ひもの、鉢物や草花、衣料品、パッチワーク・小物などの手づくり品、勿論そばの魚市場では新鮮な魚介類も売っています。おまけにうどん屋、パン屋さんが出ていますので、私達は朝ごはん代わりに肉うどんをいただきました。 さて、初めてで、それも一部しか見ずに失礼ですが、私なりの感想を述べてみます。 まず、開放感のある「青空市場」というアイデアが素晴らしいことです。次に、隣接する魚市場との連携が大変に良かったので、床波漁港のイメージアップにもなりそうです。参加者は皆楽しそうでしたね。これからも続ければ、ドンドン人が集まり必ず地域おこしのきっかけになると思えます。 一方、今後検討してみるべき点としては、人や自家用車の誘導サインと駐車場の常設は事故防止のためにも必要ではないでしょうか?また、知らずに魚市場に来ている人達へのインフォメーション用のチラシが置いてあればもっと人が増えて、楽しいイベントに成長すると思えます。それから、今後は市外からの来客が増加することが想像されますから、この折角の機会を活用して、駅や国道付近の商店街との複合効果が生まれる手法、例えば、この朝市を「港」と「駅前」で交互に開催する方法などが考えられないでしょうか?さらに夢のような提案です。何か子供達にも楽しい企画ができないか、例えば、漁船に乗せて近くを20〜30分程度クルージングするとか。これは漁業のイメージアッブにも効果があるのではないでしょうか?時には北側の運動広場を活用したアマチュア・バンドの演奏会などができないか等と夢は広がってしまいます。 いづれにしても、私も含めて西岐波の住民が地域ぐるみでさらに知恵と力を出して協力すれば、元気の出る楽しいコトができそうです。 1994/06/26 |
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