1. 三つのルール 2. 野外彫刻、三つの活用法 3. 三つの「ウェア」 4. 文化を育む三つの「C」 5. 三つの期待 6. 三つの懸念 7. 三人の地域リーダー 8. 優れた企業、三つの条件 10. 三種の神器と三上の訓 11. 三人のトラバーユ 12. 深夜の国際電話 13. 選択的市民のすすめ 14. 明快少年出現! 15. ふるさと人材育成事業報告 16. 魅力あるまちづくりとは? 17. アメリカの常識、日本の非常識 18. 女性のバス運転手 19. たかがチップ されどチップ 20. ボーダレス時代の新市長に望むこと |
「彫刻カレンダー」完成!多くの皆さんのご支援とご協力のお陰で、10月1日から1か月間実施した『絵画コンクール』と『写真コンテスト』を終えることができました。そして、先週末、やっとのことでお約束していた『彫刻カレンダー』3,000枚が刷り上がりました。この『彫刻カレンダー』は、トーク・ウベ21のこれらの事業に協賛いただいた方々、市内の公共施設、市内の各保育園、幼稚園、小学校、中学校、高校にお配りする予定にしています。何せ、各自の仕事の合間に活動しますから、「即日配達」とはいきませんが、12月中には配付を終えるつもりです。 事務局にはまだ残部がありますので、読者の皆さんでご入用の方は事務局にお寄りください。無料でお渡しいたします。 人的、資金的にも不十分な体制ながら、私達のグループがこのようなことを実現できたのは従来からご支援いただいている方々に加えて、今回特に1口5千円の協賛をいただいた方々のお陰です。ご支援いただいたのは、3団体、38企業、30人を超す個人の方々でした。さらに、カレンダーのデザインには、宇部デザイン協会(三井敏夫氏)の特別のご協力を頂きました。その他多くの方々にご支援、ご協力をいただきました。有難うございました。 この事業はできる限り多くの出品が必要でしたから、まず市内の各学校にお願いしなくてはなりませんでした。しかし、具体的な方法の決定に時間がかかり、市内の幼稚園、小学校、中学校、高校の絵画担当の先生方へのお願いが遅くなってしまいました。生徒の「校外スケッチ計画」は例年、年度初めの5月には決定されることが後で分かったのです。それを知らない私達が学校を訪問したのは1学期の最後頃でした。彫刻について大変造詣の深い先生もいらっしゃれば、さほどでもない先生もいらっしゃる。「美術の担当なのにナンデあんなに非協力的なんだ?」と憤って帰ってくるメンバーもいました。多くの方々のご協力がないと実現しないこの事業の難しさを実感したり、自分達の見通しの甘さを反省したりの連続でした。終わるまで色んな不安がありました。 4年前、彫刻マップの制作に着手したときと同様「こんなこと、始めなければよかったのに。」と思ったメンバーも多かったと思います。 でも、審査のためにわざわざ宇部に来ていただいた向井良吉、大高正人両先生から「現在の日本の彫刻は世界の最先端にあります。その先駆けをしてきたのが宇部の彫刻展です。だから、皆さん、是非ともこのような事業を継続してください。私達にできることがあれば手伝いますから。」と励ましの言葉を頂いたとき私達は、「やって良かった。」と心から感じたものです。特に、中心になって動いたメンバー達の気持ちはさらに強かったものと推察しています。 この度は実験的に開催したのですが、次回には以上の失敗を反省材料にして、早目の協力依頼、事前の広報PR、幅広い協賛のお願いなどに力を入れて、宇部の彫刻をさらに皆さんに愛されるような運動に息長く継続し、充実していきたいと考えています。ご協力をお願いいたします。 1993/11/30 |
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