1. 三つのルール 2. 野外彫刻、三つの活用法 3. 三つの「ウェア」 4. 文化を育む三つの「C」 5. 三つの期待 6. 三つの懸念 7. 三人の地域リーダー 8. 優れた企業、三つの条件 10. 三種の神器と三上の訓 11. 三人のトラバーユ 12. 深夜の国際電話 13. 選択的市民のすすめ 14. 明快少年出現! 15. ふるさと人材育成事業報告 16. 魅力あるまちづくりとは? 17. アメリカの常識、日本の非常識 18. 女性のバス運転手 19. たかがチップ されどチップ 20. ボーダレス時代の新市長に望むこと |
市民参加型の彫刻展に今秋も『現代日本彫刻展』が宇部で開催されます。この展覧会は、節目の十五回目を迎えますが、三十年を超す永さの割りには、余り宇部市民に知られていません。「市民参加」という観点からは少し工夫する必要があるとも思えます(この点については、グループの提案書『彫刻スケールのまちづくり』をご覧ください)。しかし、今以上の大規模化は、主催者である市当局にとっても過大な負担となることが予想されます。また、ご苦労されている公園緑地課の本来業務は基盤(ハードウェア)整備であり、催し物(ソフトウェア)までも担当していない等の理由から、今のままでは市行政にこれ以上を求めるのは少々酷のようです。 市民が一方的に行政に提案したり、お願いするだけでは地域は変わりません。そこで、単なる提案だけに終わらずに自らが実践する、という従来からの私達トーク・ウベ21のスタンスを踏襲して、『絵画コンクールと写真コンテストの開催』そして『彫刻カレンダー作成』を企画しました。『現代日本彫刻展』の作品を対象に同じ時期に行います。 これら一連の事業には次のような期待を込めています。 1従来の行政主体の催し物(現代日本彫刻展)に市民参加型のイベント(コンクール)を付加することによる併催による複合的な効果を挙げること。2市民、企業、団体からの(協賛による)協力を得て、彫刻野外に対する認識をさらに深めたいこと。3『彫刻カレンダー』の作成を通じて、市内のみならず市外に対しても『彫刻のまち宇部市』のイメージアップが図れること。 そして、私達が来年以降も継続開催して、出来ることであれば将来的には宇部市に主催して欲しいと願っています。なぜなら、このように広範な効果の期待できる事業は、(担当セクションは検討すべきですが)本来は行政が主導することが望ましいと考えるからです。 この度作成する『彫刻カレンダー』は五千部印刷する計画で、次のように活用したいと考えています。1協賛していただいた企業、団体、個人にお配りします。2市内の小、中学校の各クラスごとに配付します。3宇部市の国際交流協会を通じて姉妹都市であるニューカッスル市に届けます。 このために、私達は市内の皆様や企業の協賛をお願いしています。また、お知り合いに働き掛けていただきたい、ともお願いしています。 新しい宇部市政がスタートしました。市行政のみならず、市民にも新しい取り組みが求められている、と思われます。 私達トーク・ウベ21も、その具体的な提案活動の一つ・・・・・・・・・・・として『絵画コンクール等の開催』と『彫刻カレンダーの作成』を企画した訳です。 読者の皆さん、どうか、ご理解とご支援、そしてご参加をお願いいたします。 【トーク・ウベ21事務局】 宇部市昭和町3の12の25(太和物産内) 電話:31--1689 1993/08/17 |
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