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12/31 プロジェクトの目標金額が大幅に上回りました。
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「共創」と言う言葉「共創」Co-Creation最近、「デジタル・トランスフォーメーション」と共に、「共創」という言葉を目にします。 主に、経営やマーケティングの分野で用いられる様ですが、経営者ばかりで無く、自治体の長のメッセージや事業方針にも盛んに登場しています。 かく言う私も、二十数年前に「Collaboration」を共創と言う意味合いで使っていたことを思い出しました。 ( http://www.i-tugboat.com/essay/000176.html) 「共創」とは、「企業が、様々なステークホルダーと協働して共に新たな価値を創造する」と言う概念で、お客様との関係のあり方であり、ビジネスの作り方、進め方を意味する、との説明があります。 私は、事業・プロジェクトの成果を出すためには、出来るだけ、以下の三つの要素(条件)が揃うことが望ましい、それら三つの要素に関係者の努力が注力されることが、より良い成果につながるのではないか、と考えています。 ⑴ 「対等の関係」(coordinative) お客様を駆け引きや交渉の相手ととらえず、関係者間では上下関係のない、対等の関係で、共に当事者としての視点を持つこと。 ⑵「共有・双方向の関係」(interactive) テーマや課題を共有して、それぞれが持つ情報を持ち寄り、お互いの知恵を出し合い、議論していく取り組みであり、決して一方通行とはならないこと。 ⑶「提携の関係」(cooperative) 自己に不足する要素を他者の協力を得て解決していく取り組みであり、パートナーシップの意識が必要であること。 「地域住民」と「市役所」の関係にも、以上“三つの条件”が揃うことが望ましい、私たちのまちづくりの「共創」が進展するのではないか、と考えます。 |
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