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12/31 プロジェクトの目標金額が大幅に上回りました。
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“ボーッと生きてんじゃねーよ、市議会⁉️” - 6《12月の定例市議会が閉会しました》最終の本会議で、各常任委員会での議論の委員長報告と「採決」を聞きました。 最も印象的だったことがあります。 それは、執行部と議員との一種の“馴れ合い”です。 今回も顕著だったのは、提案の仕方そのものが間違いで訂正されたり、提案された議案に誤りがあったり、議会運営・手続き等の過誤が繰り返されているものの、お互いにその責任の追求や謝罪が曖昧に推移している感が強かったことです。 執行部と議員諸氏が、「自分たちは、市民、有権者のために仕事をするために働かせてもらっている」、「今、誰々の為に仕事をしているのか」との自覚があまりにも弱すぎる、と私には映りました。 何とか、変わって欲しいものです。 そして、もう一つ気になることがあります。 「指定管理事業」は、全国で70,000施設、宇部市だけでも50を超える公共施設で実施されているのですが、市内の個々の施設・事業に関する課題、問題、疑念が個別に取り上げられていて、「指定管理者制度」の趣旨や根本的な問題が“置き去り”にされているようです。 「市役所の直営事業」の“代行”をするのが「指定管理者事業」であって“業務委託”では無い筈ですのに、「この議案や質疑が肝心の市民サービスをどの様に変えるのか?という基本議論が欠けています。 統括的に窓口になるべき「総務財務部」が、その本来の重要な役割(宇部市が実施している数十の指定管理事業の共通した問題の把握と統一的な対応策を俯瞰するコト、そして、どうしたら市民サービスが向上出来るのか、を改善する為にイニシアチブを執るコト)を果たしていないのが原因です。 国が、“市民サービスの向上と財政削減”の両方を実現することを期待して「指定管理者制度」をスタートさせて15年、今では都道府県、市町村をあわせて七万件を超える事業が全国“津々浦々”で実施されています。 それ程までに「指定管理者制度」の評価が出来上がっている訳ですから、これを不透明な理由で止めるなどはもっての他、むしろ、今後、宇部市役所の「行財政改革」をもっとリードする為に、宇部市執行部のより深い認識と学習、そして更なる努力を求めたいものです。 やはり、何事でもそうですが、 “現場”をみれば、実態が良く分かりますね。 来年3月の予算議会に向けて、執行部と市議会の動向を見守りたいと思います。 写真はクリックで拡大します。 |
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