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12/31 プロジェクトの目標金額が大幅に上回りました。
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“観光資源”とは、相対的なもの、、、。中尊寺、角館、弘前城、以前から是非とも行ってみたかった観光地、先週末出かけました。が、惜しいことに今年の東北の春は少し遅めで、十分な桜見物はできませんでした。 特に、最も期待していた“武家屋敷に囲まれたしだれ桜”の秋田角館は、残念ながら改めて訪問するしかないほどの開花状況で、お陰で今回は「稲庭うどん」が最も印象的でした。 しかし、主目的以外に収穫がありました。 まず、その土地の観光資源、と言っても“所変われば品変わる”で、相対的に比較すると差があるということでしたし、宿泊施設を含めた「おもてなし」サービスは、これまた千差万別といったところです。この時代にあってもホテルの喫煙と禁煙が区別されずに配室されていたのには驚きました。当然、禁煙室に替えてもらいましたが、印象は低下しましたね。 この点では、旅行会社等のプロから観た“人気投票”はもっと大事にされるべきでしょうね。 次に、山口県でも言われていることですが、地元の人が資源だと思っていないモノやコトが、他の地域から観光に来られた人から見ればそれがそのまま(日常の中では新鮮な)素晴らしい観光資源になるのだけれども、ご当地ではあまり大事にされていないことが多々ありました。 途中、「ミズバショウ」が群生していた湿原の保護管理状態は惜しい気持ちがしました。 最後に、まだまだ我が国の観光地では、豊かに時間を過ごせる極めて魅力的なコトやモノがあるにもかかわらず、「モノ(ハード・インフラストラクチュア)」と並び「物産販売(経済振興)効果」が依然として“主流”の位置を保っている、と感じました。 「観光そのもの」を別の視点から捉えるには、次の世代の登場を待たねばならないのでしょうか。 もって他山の石となすべし、私たちも肝に銘ずるべきだと改めて感じました。 それにしても、盛岡駅から振返った岩木山の勇姿は、“終わり良ければすべて良し”でした! 写真はクリックで拡大します。 |
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