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12/31 プロジェクトの目標金額が大幅に上回りました。
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28回目のコンサートお酒の製造販売をしている友人が続けている「ジャズコンサート」に久し振りに行きました。ピアノ、ベース、ドラムスの各プレーヤーの技術が優れていたことに加え、ボーカルの熱唱とこれまでに無い素晴らしい“上級”の演奏会で、終わってしまうのが惜しい、と心底感じました。 家業を継ぐ前は技術職のサラリーマンをしていたとか、全く畑違いだったのが強みだったのか、10年以上も前から“第2創業”ともいえる事業改革に取組みながら、一方でブランド確立に注力して今の経営スタイルを整えて来たのだと思います。長く横で眺めていて敬服しています。 しかし、聞いてみると前回の27回目のコンサートから何と1年間も間隔が空いているのですが、その(長いブランクの)理由は、役所から「蔵の中で一般の人が出入りするコンサートをやるのは法律に抵触する」との厳しい指導・規制、いわゆる“行政指導”らしいのです。 恐らく酒の製造工場(?)内に不特定多数の人が出入りするのは「消防法」に抵触する、ということではないか、と想像しています。 「ヒストリア宇部」の地下室や屋上のペントハウスに通じる階段の幅が狭いために使用禁止になってしまっていることからして、このコトは容易に想像できるのです。 以前は民間企業(銀行)の施設だった建物が一般利用に供する公共施設に変わったことで、適用されるルールが変わってしまうことは世の中に多いこと、と言ってしまえばそうですが、釈然としないのは私だけではないようでした。 「規制緩和」、「伝統的建築物の保存」、「地域文化の継承」等など、今更ながら考えさせられる事柄が多いようですが、失われたものは取り返しがつかないようにも思えますね。 写真はクリックで拡大します。 |
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