ご隠居・タグボート

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04/10 花の最期(最後)の表現


11/24 やっとのことで「オシドリ」を撮れました。


11/05 オシドリ観察会に行きました。


03/18 「モクレン」が開き始めてくれました。


02/12 ふたたび「床波漁港」の野鳥撮影に行きました。


02/10 常盤公園の生きもの達をご紹介します。


02/09 「ミコアイサ」が間近に撮れました。


02/07 デジカメのテストをしました。


01/27 今年もどうぞよろしくお願いします。

12/31 プロジェクトの目標金額が大幅に上回りました。

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まだ立たぬ波の音をば湛えたる

ようこそ我が家へ!
ようこそ我が家へ!
猫がいます、名は「ゆうた」。
猫がいます、名は「ゆうた」。
「まだ立たぬ波の音をば湛えたる水にあるよと心にて聞け」

これは沢庵禅師の言葉で、波の音を聞いてから波を知るのでは遅い。静かな水面に波の気配を感じてこそ安全な船旅が出来る。そう教えている言葉だと言われています。
いち早く的確な判断力を示すことを必要とするのは、野球の監督に限らない、と20年前のある新聞は書いています。

世界最大の自動車メーカー・販売会社であるトヨタの“フロア・マット”“アクセル・ペダル”“急加速”に関する「リコール問題」では、日米の文化の違い、コミュニケーションの重要性、組織の危機管理など、考えさせられ、学ぶべきことが多くあります。

異文化・風土に育まれたアメリカの顧客とのコミュニケーションはまさに危機管理の最たるもの。
「顧客志向最優先」が評価され、海外にも紹介されている「カイゼン」を企業理念・社風にも掲げてきた企業に対して、二桁を数える取締役の全てが同一組織の出身者で構成されているのは理解し難い、との指摘があることに一部首肯けることもあります。

米議会の公聴会に臨んだ社長の“陳謝”“涙”の連続が繰返し報道されていましたが、これも異文化の中での“日本式”の表現、アメリカのユーザーにどのように映ったのか、大規模な訴訟も含め、今後に与える影響が心配なのは私一人ではないでしょう。
まして、今後中国やカナダにも波及することも予測されているとか。

日本経済の牽引役の一翼を担ってきたビッグ・カンパニーの行く手にはどんな試練が待ち構えているのか、予断を許さない状況だと思えます。乗りきって欲しい、トヨタ!

写真はクリックで拡大します。

 

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