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資料

1. “プレイヤー”は誰なのか?

2. 「トーク・宇部21 」はどんなことをしてきたの?

3. 中心商店街の活性化について(1994/11/13 宇部市長への提案)

4. 男が駄目な四つの理由、起業できない理由

5. “地域づくり焚火論”

6. “美しいまちづくり”について

“美しいまちづくり”について

全国、似たような商店街や広場、大規模な施設などができています。
でも、これで本当に“美しく個性的なまち”ができていくのでしょうか?
そんな手法で、私達のまち宇部のまちづくりが進んでいくのでしょうか?

では“個性的なまちづくり”に必要なことはどんなことでしょう?
まず、美しく、個性的なまちを作りたいという私達市民の心と知恵が 先行しなくてはなりません。
次に、“個性的なまちづくり”はトータルに進めなければなりません。単発的にものを作るのではなく、周辺の住宅建築や道路、施設などが計画的、一体的になっていることが必要です。
さらには、人真似でなく、独自な創造性が発揮されなくてはなりませんから、私達のまちの特徴や歴史性も生かされていることが重要です。
そのためには、私達市民が責任を持って“まち”を作っていくという自覚が必要ですし、さらに日常的な協力が必要です。“私達のまち”は市民が加わって作るものですから。
“個性的なまちづくり”は市民が協働して共同作品を作る事業です。

本当に“美しいまち”は、私達市民のまちを愛する思いと行動に始まり、宇部市役所に働く情熱ある職員が各部門に育ち、市民と協力し合った時にはじめて姿を見せてくれるのではないでしょうか。
市民の意見を地域全体の考え方として共有し、実行する組織が『市民の共同機関』としての市役所です。つまり、宇部市役所は“市民の事務局”であるべきだと思います。
藤田市長さんには、そんな事務局長さん役を期待します。
                                     1994/01/27

 

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