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山口井筒屋宇部店跡地・建物のこと

'18年12月に閉店した「山口井筒屋宇部店」
'18年12月に閉店した「山口井筒屋宇部店」
今日は、ぜひ、皆さんに市議会の動向について、注目(できれば、傍聴かネットで視聴)していただきたいことがあります。

月末に開催されている宇部市議会で、24日(金曜)10時から、異例なことなのですが、今回「市長提出議案の審議」という議事予定が公表されています。
私の予想では、「(有志の寄付1億3千万円余を財源とした)井筒屋宇部店跡地・建物の取得に関すること」です。
実は、これには、重大な問題がありまして、そのポイントは、以下の通りです。

井筒屋宇部店跡地・建物の取得に関しては、この半年間は、私企業(井筒屋)の資産を、民間団体の宇部商工会議所が取得する、との方向でしたから、簡単に言えば、直接的には“民間同士の問題”でした。

しかし、ご存知の通り、寄付金を市が歳入として受け入れて、市が財産を取得するということ(だろうとの想像)ですが、
もしもそうなれば、私たち市民は、これまでのように「井筒屋宇部店跡地・建物の取得は、民間のこと」として“傍観”出来なくなります。
 また、一旦、宇部市が大きな資産を取得したとしても、その後修理、解体、新築などの方向性や将来にわたる「長期的な維持管理方策・その財源」などについても関心が高まっています。

つまり、長期にわたる宇部市の事業・施策となる訳ですから、
市民の代表である市議会議員と執行部が「議場」での議論を経て結論を出して貰わないといけません。

加えて、この問題は、将来にわたる宇部市の景気・経済問題、市街地の賑わい再生の観点からも喫緊かつ重要な問題ですから、
まず、議場で採決の前提として、(井筒屋宇部店跡地・建物の取得する目的・狙いに関して、この間の経緯や背景等を含めて)市としての基本的な方向性・考え方を示して貰わないと「スタークホルダー」たる宇部市民には納得がいかないと思います。

ところが、これまでの執行部と議会との事実経緯からして、今回の議場では、ここを飛ばして(或いは十分な質疑無しで)、すぐに採決に入るのではないか、と私は危惧しています。

この様な重要な時期にこそ、ベテラン議員諸氏の見識を問わないといけないと考えます。

半年前にこの問題が公表された時点で私が提示した(オール宇部での、開かれた議論になっていない、との)懸念と(市が取得して会議所等の民間が運営する、いわゆる“公設民営方式”がベストとの)提案に向かって事が進んでいるように見えます。

今の執行部や議会には、去年の夏から半年以上の長い時間を費やしながらも、この問題に対する解決方法が未だ導けないという頼り無い事実が、宇部市民にとっては最も悲しいことですね。

ぜひ、重大な関心を持って、見守っていただきたいと思っています。

写真はクリックで拡大します。

 

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